旅に出ると芭蕉の歩いた道を訪ねずにはいられなくなります。折角来たのに勿体なくてなりません。”奥の細道”を読みながら桜の道を辿り、紅葉を踏み、雪に降り込められながら辿ると、芭蕉と曽良の後ろから一緒に歩いているように思えてくるのです。
ここには旅の折々に訪れた芭蕉の足跡をなぞった記録の一覧です。何時も思うのですが、もし奥の細道に心から感動することを知らなかったら、これらの旅の楽しみはさぞかし味気ないものであっただろうと思っています。慌ただしい旅の途中に立ち寄った記録ですのでまとまりに欠けますがお許しください。