日光の細道・曽良旅日記・日光

芭蕉と曽良は例弊師街道の文鋏(ふばさみ)から今市を経て日光へと進みます。この街道は今でも当時の面影が残る美しい杉並木が所々続いています。日光では歌枕の地・裏見の滝を尋ね、途中の感満が淵(かんまんがふち・含満が淵)に立ち寄ります。強い流れの鬼怒川を超える事を考えながら、旅なれた二人は五左衛門に教えられた近道を鬼怒川を越える為に大渡りへと進みます。

翌日、玉入から矢板の沢村へと日光北街道の山道を進みます。沢村で箒川を渡りますが、微笑ましい二人の子供、特に『かさね』と言う女の子の話はこのあたりでの出来事と言われています。今は新しい橋、その名も『かさね橋』が掛かっています。

旅日記の地名の四角で囲まれた場所にリンクが貼られています(現在作業中の為に順次リンクを張って行きます)。クリックしていただくと、その説明個所がご覧になれます。クリッカブル・マップになっています。

 

E出羽の細道

羽黒山南谷別院に滞在、月山から湯殿山を往復する。

須賀川市(詳しくは矢吹町)から郡山まで。須賀川には道中で最も長い7泊8日を過ごします。須賀川の軒の栗の文章が特に知られています。須賀川をたって乙字が滝・田村神社を経て郡山の道は曽良の旅日記に残るだけです。

芭蕉が憧れた陸奥への第一歩、白河市では旗宿に僅か一泊したのみです。古の歌人達を思いながら、境の明神から奥州へと足を踏み入れた感動が伝わります。

高久で2泊したのち、那須湯本温泉、殺生石を経て憧れの地の一つ遊行柳へと向かいます。

A日光の細道

日光に一泊の後鬼怒川を超えて玉入宿に泊る。玉入から山道の続く日光北街道を矢板を経て黒羽に向かう。

大川と小名木川の合流点・万年橋の近くにあった三代にわたる芭蕉庵。深川は芭蕉の地です。深川七福神を巡り、藤沢周平の多くの物語や居眠り磐音の地を探しながら芭蕉の跡を訪れてみました。

05/31/2022

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