那須の細道・曽良旅日記
1689年4月16日(新暦6月3日)芭蕉と曽良は黒羽の滞在から那須へと向かいます。雨の事もあり高久覚左衛門宅に2泊する事になります。この短い逗留とその後の交流をこの地の人々が尊んだことは、高久家の裏に建てられた『杜鵑の墓』に表れているように思いました。

芭蕉の文章と旅程をかなり細かく記した曽良の旅日記・那須の章を併せることで、私の『奥の細道』を辿る道筋が少しは明らかになります。旅日記の地名のオレンジで囲まれた場所にリンクが貼られています。クリックしていただくと、その説明個所がご覧になれます。クリッカブル・マップになっています。

@会津根の細道

須賀川市(詳しくは矢吹町)から郡山まで。須賀川には道中で最も長い7泊8日を過ごします。須賀川の軒の栗の文章が特に知られています。須賀川をたって乙字が滝・田村神社を経て郡山の道は曽良の旅日記に残るだけです。

A関の細道

芭蕉が憧れた陸奥への第一歩、白河市では旗宿に僅か一泊したのみです。古の歌人達を思いながら、境の明神から奥州へと足を踏み入れた感動が伝わります。

B那須の細道
高久で2泊したのち、那須湯本温泉、殺生石を経て憧れの地の一つ遊行柳へと向かいます。
C深川・芭蕉出立
大川と小名木川の合流点・万年橋の近くにあった三代にわたる芭蕉庵。深川は芭蕉の地です。深川七福神を巡り、藤沢周平の多くの物語や居眠り磐音の地を探しながら芭蕉の跡を訪れてみました。

田村神社十念寺相良等窮かげ沼乙字ケ滝

関の城下町追分の明神白河の関境の明神遊行柳殺生石二宿の地

霊願寺

   
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那須の細道A曽良旅日記

9/16/2008

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