遊行柳を経て長い坂を上り、白河への峠に境の明神があります。昼なお暗い境内には芭蕉の句碑などが立ち並んでいます。境の明神の向うに関守の子孫の方が住まいしていたようです。白河の古関跡が現在の白川神社周辺と松平定信が定めていますが、この地にも関があったと述べています。歴史の素養に乏しい者の感想としても、所謂律令時代の古関の他に、(歴史的にはそれより新しいと思いますが)関があったという説には説得力を感じます。敷地の面積にくらべてかなり巨大な石碑です。
関の細道G二所の石碑